千葉での雨漏りにお困りではありませんか?
「うちは大丈夫」と思っていても、台風やゲリラ豪雨が増えている近年、いつ雨漏りが発生するかわかりません。天井のシミやカビ、ポタポタと落ちる水滴は、放置すると家の構造そのものに深刻なダメージを与えてしまいます。
この記事では、千葉県で信頼できる雨漏り修理業者選びのポイントから、費用相場、そして応急処置の方法まで、知っておくべき情報を分かりやすく解説します。大切な家を守るために、ぜひ参考にしてください。
天井からの雨漏りを発見したら、まずは落ち着いて応急処置をしましょう。
焦って行動すると、被害が拡大する可能性があります。大切なのは、あくまで「応急処置」と割り切り、無理な行動は避けること。この最初の対応が、後の修理費用や家のダメージを大きく左右します。
ここでは、被害を最小限に抑えるための具体的な初期対応と、してはいけないNG行動を解説します。
まずは落ち着いて!被害拡大を防ぐ3つの応急処置

雨漏りを発見したら、まずは深呼吸。パニックにならず、以下の3つのステップで冷静に対処しましょう。二次被害を防ぐことが最優先です。
水が垂れている場所の真下にバケツや洗面器を置き、床が濡れるのを防ぎます。水が広範囲に滴っている場合は、大きなレジャーシートやゴミ袋を広げ、その上に雑巾や吸水シートを敷き詰めましょう。家具や家電は、可能であれば別の部屋に移動させるか、ビニールシートで覆って保護してください。
スマートフォンで、雨漏りしている箇所や濡れている範囲、壁のシミなどを写真や動画で撮影しておきましょう。いつから、どのような状況で雨漏りが始まったのかをメモしておくことも重要です。これらの記録は、後で修理業者に状況を正確に伝えたり、火災保険を申請したりする際に非常に役立つ証拠となります。
雨漏り箇所やその周辺に照明器具やコンセント、家電製品がないか確認してください。水が電気系統に触れると漏電や火災の原因となり大変危険です。もし近くにある場合は、その箇所のブレーカーを落とし、絶対に触れないようにしましょう。
やってはいけないNG行動|DIY修理の危険性
「少しでも費用を浮かせたい」「業者を待てない」という気持ちからDIYでの修理を考える方もいるかもしれませんが、これは非常に危険です。専門知識がないまま修理を試みると、状況を悪化させる可能性が高いです。
- 安易に屋根に登る
雨で濡れた屋根は非常に滑りやすく、転落事故の危険が伴います。また、屋根材を誤って踏み抜き、破損させてしまうこともあります。プロでも安全対策を徹底して行う作業ですので、絶対にやめましょう。 - コーキング剤をむやみに注入する
原因箇所が特定できていないのに、怪しい部分をとりあえずコーキングで埋めるのはNGです。水の出口を塞いでしまい、内部で水が溜まって別の場所から漏れ出したり、建材の腐食を加速させたりする原因になります。 - 高圧洗浄機で掃除する
雨漏りの原因がゴミの詰まりだと思い、高圧洗浄機を使うと、防水シートや屋根材を傷つけ、かえって雨漏りを悪化させることがあります。
これらの行動は、修理費用を増大させるだけでなく、ご自身の安全を脅かすことにも繋がります。応急処置に留め、根本的な解決は必ず専門業者に依頼してください。
賃貸・分譲マンションでの雨漏り連絡先は?
お住まいが戸建てでない場合、連絡先が異なります。迅速に対応してもらうためにも、正しい連絡先を把握しておきましょう。
- 賃貸マンション・アパートの場合
建物の所有者は大家さん(オーナー)です。まずは管理会社や大家さんに連絡し、状況を伝えて指示を仰ぎましょう。修理費用は基本的に大家さん負担となりますが、勝手に業者を手配すると費用を自己負担しなければならない場合があるので注意が必要です。 - 分譲マンションの場合
まず、雨漏りの原因が「専有部分」か「共用部分」かで対応が変わります。天井や壁からの雨漏りは、屋上や外壁など共用部分が原因の可能性が高いため、まずはマンションの管理組合や管理会社に連絡するのが一般的です。
おすすめ雨漏り修理業者10選

雨漏り修理110番

雨漏り修理110番は、24時間年中無休で受付を行っている雨漏り修理専門業者です。
深夜・早朝でも電話相談が可能なので、急な雨漏りトラブルの際に頼りになります。
雨漏り修理を含め、運営会社への累計問い合わせ数は500万件以上です。部分修理にも対応しており、修理費用が27,500円~とリーズナブルで、最短30分程度で現地調査に来てもらえます。
屋根やサッシの部分的な雨漏り修理はもちろん、屋根全体のリフォームや防水工事も行っている業者です。
雨漏り修理110番の基本情報
運営会社 | シェアリングテクノロジー株式会社 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋19F |
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対応エリア | 千葉県全域 |
サービス内容 | 屋根の雨漏り修理、外壁塗装、防水工事、その他雨漏りの部分修理 |
受付時間 | 24時間(年中無休) |
現地調査・見積もり | 無料 |
街角雨漏り相談所

街角雨漏り相談所は、一般住宅やオフィス、店舗に対応可能な雨漏り修理業者です。
リフォームローン利用で月々9,800円~雨漏り修理が可能。部分修理なら、13,500円~の低価格で修理できる可能性があります。受付時間によっては最短即日来訪してもらうこともでき、見積り後のキャンセル料は発生しません。「とりあえず費用だけ知りたい」という方も安心です。
最長5年の無料アフターフォローや最長10年の再発保証など、保証制度が充実しています。
街角雨漏り相談所の基本情報
運営会社 | トラベルブック株式会社 東京都千代田区九段南2-4-11 パシフィックスクエア九段南9F |
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対応エリア | 千葉県全域 |
サービス内容 | 屋根の雨漏り修理、中天・床下消毒工事、その他雨漏りの部分修理 |
受付時間 | 6:00~22:00(年中無休) |
現地調査・見積もり | 無料 |
EMEAO

EMEAOは、累計相談件数10万件以上の雨漏り修理業者紹介サービスです。
1分程度で完了する見積り入力で、最短当日に最適な雨漏り業者を紹介してもらえます。
一括見積りサービスではないため、ユーザーの条件に合致しやすいのが利点です。
仲介手数料などは一切不要で、審査をクリアした1,000社以上の優良業者から最大8社まで選定してもらえます。
EMEAOを通して雨漏り修理の契約をすると、最大15,000円分のギフト券が当たるキャンペーンを開催しています。
EMEAOの基本情報
運営会社 | 株式会社doubLe 東京都新宿区西新宿1-22-15 グラフィオ西新宿9F |
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対応エリア | 千葉県全域 |
サービス内容 | 屋根の雨漏り修理に対応した業者の紹介 |
受付時間 | 9:00~18:00(土日祝除く) |
現地調査・見積もり | 業者によって異なる |
雨漏り屋根修理DEPO

運営会社 | GSOホールディングス株式会社 千葉県柏市柏6-4-24 柏ビル5階B |
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対応エリア | 千葉県全域 |
サービス内容 | 屋根の雨漏り修理、屋根工事・リフォーム全般 |
受付時間 | 24時間(年中無休) |
アメストップ

運営会社 | HARUSAKU WORKS 千葉県千葉市美浜区打瀬2丁目22ミラリオ2-310 |
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対応エリア | 千葉県全域 |
サービス内容 | 屋根の雨漏り修理、雨漏り調査、屋根工事、防水工事など |
受付時間 | 9:00~20:00(年中無休) |
おうちのお悩みドロボー

運営会社 | 株式会社しんのすけ 東京都板橋区南常盤台1-11-6-101 |
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対応エリア | 千葉県全域 |
サービス内容 | 屋根の雨漏り修理、防水工事、外壁修理、サッシリフォームなど |
受付時間 | 9:00~20:00(年中無休) |
テイガク 京葉工事センター

運営会社 | 昭和ルーフリモ株式会社 千葉県市川市曽谷7-6-2(京葉工事センター) 千葉県千葉市花見川区犢橋町149-14(テイガク千葉中央店) |
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対応エリア | 千葉県全域 |
サービス内容 | 屋根の雨漏り修理、屋根工事、外壁リフォームなど |
受付時間 | 9:00~18:00(年中無休) |
トラストリフォーム株式会社

運営会社 | トラストリフォーム株式会社 東京都北区東十条2-16-6 スティックビル2階 |
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対応エリア | 要相談 |
サービス内容 | 屋根の雨漏り修理、防水工事、スレート工事など |
受付時間 | 9:00~18:00(年中無休) |
株式会社四葉建装

運営会社 | 株式会社四葉建装 千葉県四街道市めいわ2-6-10 |
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対応エリア | 千葉県全域 |
サービス内容 | 屋根の雨漏り修理、防水工事、外壁改修工事、シーリング工事など |
受付時間 | 9:00~17:30(木曜除く) |
街の屋根やさん 千葉中央店

運営会社 | 株式会社シェアテック 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデンCB棟3階 |
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対応エリア | 千葉県全域 |
サービス内容 | 屋根の雨漏り修理、防水工事、外壁塗装、屋根工事、雨どい工事など |
受付時間 | 8:30~20:00(年中無休) |
失敗しない雨漏り修理業者の選び方

1. 専門資格を保有しているか
「雨漏り診断士」や「建築士」など、専門資格を持つスタッフがいるか確認しましょう。資格は、正確な原因特定と高い技術力の客観的な証明です。業者選びの際は、ウェブサイトやパンフレットで資格の有無をチェックし、診断の精度や施工品質を見極める重要な指標としてください。
2. 最新の調査機器を導入しているか
従来の目視調査では見つけにくい雨漏りの原因を、赤外線サーモグラフィーなどの最新機器で正確に特定できるかが重要です。こうした機器を活用することで、不要な工事を避け、より的確で効率的な修理が可能になります。安全かつ精度の高い診断ができる業者を選びましょう。
3. 豊富な施工実績を公開しているか
単に「実績豊富」という言葉だけでなく、写真付きの具体的な施工事例を確認しましょう。「どのような状況で、どんな工事を行い、費用はいくらかかったか」が明確な事例は、その業者の技術力や提案力の証明となります。自分と似たケースの事例があるかもチェックポイントです。
4. 詳細で分かりやすい見積書か
「工事一式」と大雑把な見積もりを出す業者には注意が必要です。優良業者は、材料名や単価、数量など、詳細な項目を明記した分かりやすい見積書を提出します。複数の業者から相見積もりを取り、内容を比較検討することで、適正価格を知り、信頼性を判断できます。
5. 長期保証やアフターフォローは充実しているか
修理後、別の箇所から雨漏りが再発することもあります。工事後の保証制度がしっかりしている業者を選びましょう。自社の施工品質に自信を持つ優良業者は、長期保証を設けています。契約前に保証内容を書面で確認することで、万が一の再発時にも安心できます。
6. 自社施工に対応しているか
工事を下請け業者に丸投げする「営業会社」ではなく、実際に工事を行う「自社施工」の業者を選びましょう。中間マージンが発生しないため費用が抑えられ、担当者と職人との連携がスムーズで要望が伝わりやすいメリットがあります。質の高い工事が期待できます。
7. 地域密着で迅速に対応してくれるか
雨漏りは緊急性が高いため、迅速に駆けつけてくれる地域密着型の業者は心強い存在です。地元の気候や住宅に詳しく、より的確な診断や提案が期待できます。Googleマップの口コミなどを参考に、地元での評判が良い業者を選ぶのがおすすめです。
千葉の雨漏り修理の費用相場

雨漏り修理で最も気になるのが費用です。雨漏りの原因や箇所、工事内容によって費用は大きく変動するため、適正価格を知っておくことが重要です。不当な高額請求をする悪徳業者から身を守るためにも、費用の内訳や相場感を把握しておきましょう。
この記事では、雨漏りが発生しやすい「箇所別」や「工事内容別」の費用相場を詳しく解説します。また、費用が高くなるケースや、見積書のチェックポイントもご紹介しますので、安心して業者選びを進めるための参考にしてください。
【箇所別】雨漏り修理の費用相場
雨漏りは家の様々な場所で発生します。ここでは、特に発生頻度の高い「屋根」「外壁・サッシ」「ベランダ」の3つの箇所について、修理費用の相場を見ていきましょう。
屋根からの雨漏り
屋根は雨漏りの最も一般的な原因箇所です。瓦のズレやひび割れ、スレートの破損、棟板金の浮きなど、原因は多岐にわたります。
- コーキング補修:2万円~5万円程度
- 瓦の差し替え・補修:3万円~10万円程度
- 棟板金の交換:5万円~20万円程度
- 屋根カバー工法(部分):15万円~
- 屋根全体の葺き替え:80万円~
※足場が必要な場合は、別途15万円~30万円程度の費用がかかります。
外壁・サッシからの雨漏り
外壁のひび割れ(クラック)や、窓サッシ周りのシーリング(コーキング)の劣化が主な原因です。放置すると、建物の内部構造にまで水が浸入する可能性があります。
- シーリングの打ち替え:3万円~15万円程度(窓の数や長さによる)
- 外壁のひび割れ補修:3万円~10万円程度
- 外壁塗装(部分):5万円~
- 外壁カバー工法(部分):20万円~
広範囲に劣化が進んでいる場合は、外壁全体の塗装やカバー工法が必要となり、費用は100万円を超えることもあります。
ベランダ・バルコニーからの雨漏り
ベランダの床面の防水層の劣化や、排水口(ドレン)の詰まりが主な原因です。下の階の天井にシミができるなど、階下への影響が出やすいのが特徴です。
- 排水口の清掃・補修:2万円~5万円程度
- トップコートの塗り替え:3万円~8万円程度
- 防水工事(ウレタン防水など):5万円~25万円程度(広さによる)
防水層が完全に破断している場合は、既存の防水層を撤去してやり直す必要があり、費用は高くなる傾向があります。
【工事内容別】修理費用の目安
雨漏り修理は、原因や状況に応じて様々な工事が行われます。ここでは代表的な工事内容とその費用目安をご紹介します。
- シーリング(コーキング)工事:
外壁の目地やサッシ周りの劣化したシーリングを撤去し、新しく充填する工事です。費用は1メートルあたり700円~1,200円程度が相場です。 - 防水工事:
屋上やベランダの床に防水層を形成する工事です。ウレタン防水、シート防水、FRP防水などの工法があり、1平方メートルあたり4,000円~8,000円程度が目安となります。 - 屋根材の部分交換・補修:
割れた瓦やスレートを交換したり、浮いた棟板金を固定したりする比較的小規模な工事です。3万円~10万円程度で収まることが多いです。 - 屋根カバー工法・葺き替え工事:
既存の屋根の上に新しい屋根材を被せる(カバー工法)、または既存の屋根材を撤去して新しくする(葺き替え)大規模な工事です。80万円以上の費用がかかることが一般的です。 - 足場の設置:
2階建て以上の建物の屋根や外壁工事では、安全確保のために足場が必要です。一般的な戸建て住宅で15万円~30万円程度が相場です。
修理費用が高くなるケースとは?
以下のようなケースでは、修理費用が相場よりも高くなる可能性があります。
- 雨漏りの発見が遅れ、被害が広範囲に及んでいる場合(下地や断熱材、内装の補修が必要)
- 原因箇所が複数ある、または特定が困難な場合
- 高所作業車や特殊な足場が必要な場合
- アスベストを含む建材の撤去が必要な場合
早期発見・早期対応が、結果的に修理費用を抑えることに繋がります。
見積書でチェックすべき5つのポイント
業者から見積書を受け取ったら、必ず以下の5つのポイントを確認しましょう。不明な点があれば、契約前に必ず質問してください。
1.「一式」ではなく、工事内容が項目ごとに記載されているか
2.使用する材料のメーカー名や商品名、数量が明記されているか
3.「諸経費」の内訳が明確か(不明瞭な場合は説明を求める)
4.工事後の保証期間と保証内容が書かれているか
5.見積もりの有効期限が記載されているか
丁寧で分かりやすい見積書を作成してくれる業者は、信頼できる可能性が高いと言えます。
雨漏りを引き起こす3つの主な原因

経年劣化による防水層の破損
建物は紫外線や雨風に常にさらされており、徐々に劣化します。屋根材のひび割れや、外壁のシーリングの硬化・断裂、ベランダの防水塗膜の摩耗などが主な原因です。これらの防水機能が失われると雨水が浸入します。
劣化した部分を補修したり、シーリングを打ち替えたり、防水工事を行うことで修理します。
自然災害によるダメージ
台風や地震などの自然災害も、雨漏りの直接的な原因となります。強風で屋根の棟板金がめくれたり、瓦が飛んだり、地震の揺れで外壁にひびが入るなど、建物が一瞬でダメージを受けるケースです。
この場合、破損した部分の交換や補修が主な修理方法となります。自然災害による被害は、火災保険が適用される可能性があります。
施工不良やメンテナンス不足
新築時やリフォーム時の施工ミスも、雨漏りの原因になります。屋根の防水シートの施工不良や、外壁のシーリングの充填不足などが挙げられます。また、屋根や排水口の落ち葉・ゴミ詰まりなど、メンテナンス不足によって雨水が溢れ、浸入することもあります。
施工不良の場合は、原因特定が難しく、広範囲な修理が必要になるケースもあります。
雨漏り修理で使える火災保険と補助金

「雨漏り修理は高額になりそう」と不安に思う方も多いでしょう。しかし、火災保険や自治体の補助金・助成金制度を利用すれば、費用を大幅に抑えられる可能性があります。特に、台風や大雪など自然災害による雨漏りは火災保険が適用されるケースが多いため、まずはご加入の保険内容を確認しましょう。申請手続きのポイントも解説します。
火災保険が適用される条件と申請の流れ
火災保険は、火事だけでなく「風災・雹災(ひょうさい)・雪災」といった自然災害による損害も補償の対象となっている場合がほとんどです。雨漏り修理で火災保険が適用されるのは、主にこれらの自然災害が原因で建物が破損した場合です。
- 台風の強風で屋根瓦が飛んだ、棟板金がめくれた
- 大雪の重みで雨樋が破損した
- 雹(ひょう)が当たって屋根材やカーポートが割れた
- 強風で飛んできた物が外壁に当たり、ひび割れができた
- 経年劣化による破損(サビ、コケ、シーリングの劣化など)
- 施工不良が原因の場合
- 地震や噴火、津波が原因の場合(※地震保険の対象)
- 保険会社へ連絡:まずは加入している損害保険会社に連絡し、被害状況を伝えます。
- 修理業者へ依頼:保険申請に詳しい修理業者に連絡し、被害状況の調査と修理の見積もり、保険申請用の写真や報告書の作成を依頼します。
- 書類の提出:保険会社から送られてくる保険金請求書に必要事項を記入し、修理業者が作成した見積書や被害写真などを添えて提出します。
- 損害鑑定人の調査:保険会社が依頼した鑑定人が、被害状況を現地で確認する場合があります。
- 保険金の決定・支払い:調査結果に基づき、支払われる保険金の額が決定され、指定口座に振り込まれます。
多くの優良修理業者は火災保険の申請サポートも行っているので、まずは相談してみるのが良いでしょう。
千葉で利用できる補助金・助成金制度

千葉県内で雨漏り修理に直接適用できる補助金・助成金制度は少ないのが現状です。
多くの自治体では、雨漏り修理単体ではなく、住宅全体の耐震化や省エネ化を目的としたリフォーム工事の一環として、屋根修理や外壁修理が補助の対象となるケースが多いです。
以下に、千葉県内の一部自治体で利用できる可能性のある制度の例を挙げます。お住まいの地域によって制度は異なるため、必ずご自身で各自治体の最新情報を確認してください。
- 千葉市
- 住宅の瓦屋根耐風改修補助制度:
強風による瓦屋根の被害を防止するため、耐風診断や耐風改修に係る費用の一部を補助する制度です。
- 住宅の瓦屋根耐風改修補助制度:
- 船橋市
- 住宅リフォーム補助金:
- 一定の条件を満たす住宅リフォーム工事に対し、費用の一部を補助する制度です。屋根や外壁の工事も対象となる場合があります。
- 柏市
- 木造住宅耐震改修費補助金:
- 地震に強い街づくりを目的とし、旧耐震基準の木造住宅の耐震改修費用を一部補助する制度です。屋根の軽量化も含まれる場合があります。
これらの制度は、年度によって予算や要件が変動します。申請期間が限られている場合や、工事着工前の申請が必須となるケースがほとんどなので、必ず事前に自治体の窓口やウェブサイトで詳細を確認するようにしてください。
お問い合わせから施工完了までの流れ

千葉の雨漏り修理業者に依頼する際、一般的にどのような流れで修理が進められるのかをご説明します。
事前に流れを把握しておくことで、修理プロセス全体を安心して見守ることができます。
雨漏りを発見したら、まずは電話やメールで修理業者に連絡します。この際、雨漏りの状況(場所、程度、いつからかなど)をできるだけ具体的に伝えましょう。
専門のスタッフがご自宅に伺い、現地調査を行います。雨漏り箇所だけでなく、屋根全体や外壁など、原因の可能性がある場所を徹底的に調査します。ドローンや赤外線サーモグラフィーといった最新の機器を使用することもあります。
現地調査の結果に基づき、修理方法や費用を記載した詳細な見積書が作成・提示されます。工事内容、使用する材料、費用内訳など、不明な点があればこの時点で納得いくまで質問しましょう。
提示された見積もり内容に納得できたら、契約を結びます。この際、工事内容、費用、工期、保証内容などが記載された契約書をしっかりと確認しましょう。
いよいよ修理工事が始まります。近隣への配慮として、工事車両の駐車場所や作業音について事前に説明があるのが一般的です。工事中は、進捗状況を適宜確認すると安心です。
工事が完了したら、お客様立ち会いのもと、修理箇所を確認します。問題がなければ、お引き渡しとなります。
工事完了後も、保証期間内に雨漏りが再発した場合は無償で対応してもらえるかなど、アフターフォローについても確認しておきましょう。信頼できる業者は、保証書をしっかり発行してくれます。
よくある質問

調査や見積もりだけでも費用はかかりますか?
多くの優良な雨漏り修理業者では、現地調査と見積もりの作成は無料で行っています。
ただし、原因特定のために散水調査など特別な調査が必要な場合は、別途費用がかかることもあります。必ず事前に、どこまでが無料でどこからが有料になるのかを確認しましょう。
修理にはどのくらいの時間がかかりますか?
修理期間は、雨漏りの原因や工事の規模によって大きく異なります。シーリングの補修など簡単な作業であれば半日~1日で完了しますが、屋根全体の葺き替えや足場の設置が必要な大規模な工事になると、1週間~2週間程度かかる場合もあります。
見積もりの際に、おおよその工期を確認しておきましょう。
小さな雨漏りでもすぐに修理すべきですか?
はい、すぐに専門業者に相談することをお勧めします。天井にシミが見える時点で、屋根裏など見えない部分ではすでに水が広範囲に回り、柱や断熱材を腐食させている可能性があります。
放置すると、シロアリの発生や建物の耐久性低下に繋がり、結果的に修理費用が高額になってしまいます。小さな兆候でも軽視せず、早めに対処することが重要です。
修理中は家にいても大丈夫ですか?
ほとんどの場合、住みながらの工事が可能です。ただし、工事内容によっては騒音や振動、塗料の臭いなどが発生することがあります。また、屋根の葺き替えなどで大規模な工事になる場合は、一時的に生活に支障が出る可能性もゼロではありません。事前に業者と工事のスケジュールや注意点についてよく打ち合わせておくと安心です。
保証期間内に雨漏りが再発した場合はどうなりますか?
信頼できる業者が発行する保証書には、保証期間と保証内容が明記されています。
保証期間内に、修理した箇所から同じ原因で雨漏りが再発した場合は、無償で再修理を行うのが一般的です。契約前に、保証の適用条件や連絡先などを書面でしっかりと確認しておくことが大切です。
まとめ
この記事では、千葉で突然の雨漏りに見舞われた際に、落ち着いて対処するための応急処置から、信頼できる修理業者の選び方、気になる費用相場、そして火災保険や補助金の活用法まで、網羅的に解説しました。
大切なのは、パニックにならず、まずは被害拡大を防ぐ初期対応をすること。そして、焦って業者を決めずに、本記事で紹介した「優良業者を見抜く7つのポイント」を参考に、複数の業者を比較検討することです。
詳細な見積もりを取り、保証内容をしっかり確認することが、後悔のない修理に繋がります。
雨漏りは放置すればするほど、建物のダメージが深刻化し、修理費用も膨らんでしまいます。この記事を参考に、ぜひ信頼できるパートナーを見つけ、一日も早く安心して暮らせる日常を取り戻してください。